タイトルはドラマ「ゴーイングマイホーム」の名言です。
最終回の視聴率が6%だそうで、結構ショックです。
かなりグッと来た最終回だけにね。
ちょっと感想だけ書いていきます。
以下ネタバレ含みます。
最終回で良多(主人公)の父親がとうとう亡くなってしまいます。
葬式を粛々と進めるくだりはかなりリアルでした。
そして葬式も終わるといった頃、良多は過去の出来事を思い出し、泣きだしてしまいます。
「もっと話しておけばよかった・・・」泣きながら後悔の念をつぶやく良多。
これを見て自分も少し考えてしまいました。
自分も父親とはケンカはしてませんが仲はよくありません。
だいたい男の子供と親父ってそんな感じの人が多いと思うんですよね。
で、自分も父親が死んだ時にこんな風に後悔するのかなぁ。なんて。
そして泣いている良多の後ろからそっと寄りかかって抱き寄せる妻の佐江さん。
彼女がこう言います。
「後悔とはかつてそこに愛があった証である 」
このセリフはドラマのメインテーマとなるぐらい重要な言葉で今まで何回も出てきました。
これを見てグッと来ました。
互いに辛い時に支えあえる夫婦っていいなぁ。なんて。
その夜、娘のもえちゃんがお母さんと一緒に寝たいと言い出します。
母親に甘える娘と受け止める母親。
普通に考えれば何でもないシーンかもしれません。
でも自分にとっては長い間縁のない光景で、微笑ましい、羨ましいような暖かい感覚。
家族と夫婦ってつくづくいいなぁと。
ドラマとしては特にハッキリした結末はありませんでしたがこのドラマはそれで良かったと思います。
ゴーイングマイホームは最初は色物ドラマっぽく見えましたが違いました。
ゆったりしてて、妙にリアルで。でもどこか面白くて。
改めて家族について愛について、考えさせられる良いドラマだったと思います。
それだけに視聴率が低かったのは残念です。
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